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剣術には、人の動作を視て其の技の達するを知るべし。
其の故は、常に物に頭を衝ち、立ち廻るに後ろなる物に臀を撞き、或いは起たんとして戸障子などに触り、或いは据え置きたる物に躓き、泥途にてすべりなどする者は、皆其の技に於いても精心ならざる人也。
因って剣術には常に人の動作を視置きて其人の分際を知るべし。
我が長崎県から出ている松浦静山の「常静子剣談」から
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耳が痛い内容だ。
歩けば、よく足の小指を打つし、家では柱にぶつかるし、
気配りがないという事だ。
(一度ガラス戸にぶつかり、割ったことがある)
普段からそういう人の腕はたかがしれている、という内容だ。
また
「道場は楽屋、ふだんが本舞台」
とも書いてある。
これは師範にも同じ事を言われた。
「楽屋に声をからす」
というような事にならないようにしよう。